MacBook Proをアップデートしたらログインが撃遅になった

 たまに開発用に使っているMacBook Pro(13-inch,2017,Mojave,TouchBar無し)ですが、先月発生したMacOSのアップデートを適用した途端に、ユーザーのログインが撃遅になりました。。

 事象としては、起動後にユーザーを選択して、パスワードを入力するとずっと待ち状態。測ってませんが、10分以上でしょうか、忘れた頃にやっとデスクトップ画面が開きます。

 その他、Safariの立ち上がりも異常に遅い状態です。Safariのパスワード設定をみる時にパスワードを入力しますが、パスワードを入力すると殆ど応答無し状態になります。逆に言うとそれ以外は問題無いのですが、使いたい時にすぐ使えないので、暫く別の端末を使っていました。
 セーフモード立ち上げや、その他ネットで見つけた対策を色々してみますが、一向に改善しません。

 で、色々やってみてやっと復活出来た方法が、別ユーザーを作る事でした。別ユーザーを作成し、そのユーザーでログイン、一応、AppleIDとの紐付けまでやってからログアウトし、元々使っていたユーザーでログインすると、やった!治りました!

 作ったユーザーは使わないので削除しましたが、その後も問題ありませんでした。AppleIDとの紐付けは不要だったのかな、、
 解決はしましたが、拙速にアップデートしたりせずにちゃんとバックアップを取っていざという時に備えて置かないといけませんね。

Visual StudioでC++再配布可能パッケージ不要のDLLをビルドする

 結構前にちょっと触ったDLLですが、新しい端末に導入したところ動作しないので、何でだろ?と思ったらC++再配布可能パッケージ系が何も入っていない状態でした。
 再配布パッケージを入れるかどうか検討していたところこちらを発見。

 VisualStudioのプロジェクトの設定を見てみると、こんな感じです。

さらにコード生成の箇所を見てみます。

 ランタイムライブラリの箇所では<別オプション>としか表示されていないので、よく解らなかったのですが、消してから確認した所、<親またはプロジェクトの既定値から継承>が選択されていた事が判明。
 その為、全般設定側で指定されているプラットフォームツールセットに依存して再配布パッケージが必要な状態になっていたようです。2年近くもその事に気が付いていませんでした。。
 コード生成のランタイムライブラリを消してビルドした所、DLLのファイルサイズが大きくなりましたが、再配布可能パッケージ無しでも動くようになりました。