問題は発見するまでの方が時間がかかる

最近あまり読まなくなりましたが、以前はよくソフトウェア関連書を読んでいました。
関連書と言っても、テクニカルなものでなく、トム・デマルコとかワインバーグといった、辛口でウイットに富んだエッセイみたいなタイプの方です。
特にワインバーグの「ライト、ついてますか」がすごく好きです。これはソフトウェア関連書に分類されているので、大きい本屋のコンピューター関連書の陳列棚に置いていたりいなかったりですが、中身はまったくコンピューターと関係なく、サブタイトル「問題発見の人間学」の通り、真の問題を発見する事の重要性について面白い寓話で説明してくれている内容です。どっちかというとビジネス書とか自己啓発本の方に置いておけば、既に30年近く前の本とはいえ、結構売れるんじゃないかなと思うんですが、その手の本と比べるとちょっと値段が高いかな。。
仕事の打合せに出ていて、たまに問題が行ったり来たり跳ねたり飛んだりしてるなと感じる時によく思い出す本です。